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徒歩1時間の移動を自転車でどれくらいの時間で行ける? :答えは約20~25分

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Googleマップで確認して、ある目的地まで徒歩で1時間かかる表示がでることがあります。

もしこの距離を自転車で移動した場合、どの程度の時間が節約できるのでしょうか?

また、住宅を探す際に見かける「徒歩1時間圏内」という表記を目にすることもあります。

通勤や通学でこの距離を自転車で移動する場合の時間は、多くの人にとって関心のある話題だと思いますので考察してみました。

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徒歩1時間の距離を自転車でどれくらいの時間で移動できる?

答えは、およそ20~25分です。
まず徒歩で1時間かかる距離を自転車で移動する場合、約20分が必要です。
信号での停止や坂道での速度低下などを考慮に入れると、実際の所要時間はおよそ25分程度と見積もられます。
これは、一般的な自転車、例えばママチャリやシティサイクルを使用し、平均的な速度で走行した場合の目安時間です。

不動産広告で見かける「徒歩1時間」とは

不動産広告では「駅から徒歩○分」という表記が一般的です。

不動産業界では徒歩1分を80メートルとして換算することが多いです。

そのため、徒歩で1時間(4.8キロメートル)の距離を自転車で移動する場合、必要な時間は約19分12秒となります。

興味深いことに、「徒歩1分=80メートル」という基準は、ハイヒールを履いた女性が歩いた速度に基づいて設定されています。

自転車の種類別平均走行速度(時速)

  • ママチャリ(シティサイクル):時速13km~19km
  • マウンテンバイク:時速20km~25km
  • クロスバイク:時速20km~25km
  • ロードバイク:時速25km~30km

ママチャリ(シティサイクル)における一般道での速度

日本で広く使われているママチャリ(シティサイクル)は、時速13kmから19kmの速度を出すことができます。

一般道では時速15km程度が標準的な速度とされており、徒歩1時間の距離を自転車で移動する際にはこの速度を参考に計算することが一般的です。

徒歩と自転車の速度比較

徒歩の平均速度は時速5kmであり、自転車の平均速度は時速15kmです。

この速度差は自転車の速度が徒歩の速度の「3倍」であることを示しています。

徒歩と自転車の所要時間換算表

徒歩での速度(時速5km)と自転車での速度(時速15km)を基に、徒歩での所要時間を自転車での所要時間に換算した表を作成しました。

以下がその一覧です。

徒歩の所要時間 自転車の所要時間
1時間 20分
1時間10分 23分
1時間15分 25分
1時間20分 27分
1時間25分 28分
1時間半 30分
1時間35分 32分
1時間40分 33分
1時間45分 35分
1時間50分 37分
1時間55分 38分
2時間 40分

この表は小数点以下を四捨五入しています。

このような換算表を利用することで、徒歩での所要時間を自転車での所要時間に簡単に変換できます。

【重要】自転車移動時間の変動要因に注意

徒歩で1時間の距離を自転車で約20分で移動できるとはいえ、実際の移動時間はさまざまな外部要因に左右されます。

特に注意が必要な4つの要因は以下の通りです。

  • その日の天候
  • 移動する時間帯
  • 信号の数
  • 坂道の有無や数

その日の天候の影響

友人が経験した通り、雨の日には自転車での移動時間が晴れの日の約2倍になることがあります。

路面の滑りやすさや、自動車の流れの遅さが原因で、スピードの出しにくさが影響しています。

移動する時間帯の影響

道路交通法では自転車は軽車両に分類され、原則として車道を走ることが求められます。

特に通勤ラッシュ時には、他の自動車の交通の流れに影響を受け、速度の低下や信号待ちでの時間延長が発生する可能性があります。

信号の数とその影響

人口密集地や都市部では信号が多く、停止する回数が増えることになります。

これは走行中の所要時間を増加させる要因となります。

特に、頻繁に開閉する踏切がある場合は、予想外の大幅な時間遅延が発生することもあります。

坂道の有無やその影響

日本の多くの地域で坂道に遭遇することがあります。

通勤や通学のルートに坂が多い場合、速度が著しく落ちることになります。

急な坂では自転車を押す必要が生じ、その場合所要時間は歩くのと変わらなくなることもあります。

自転車通勤に適した距離の目安

自転車での通勤や通学に適した距離の目安は次のとおりです。

  • ママチャリ(シティサイクル):最大5kmまで
  • スポーツサイクル(ロードバイク、マウンテンバイク、クロスバイクなど):最大15kmまで

ママチャリでは、徒歩1時間(約5km)が一般的な限界とされています。

この距離を超えると、スポーツサイクルに慣れていない人には困難が伴う可能性があります。

一方、スポーツサイクルに慣れた人なら、15km(徒歩で約3時間相当)の距離も十分可能です。

徒歩1時間の距離を自転車通勤する際の利点と欠点

徒歩で1時間の距離を毎日歩いて通勤や通学をするのは非現実的です。

そのため、多くの人が自転車やバスなどの交通手段を選びます。ここでは、自転車通勤のメリットとデメリットを詳しく見ていきましょう。

メリット1: 公共交通機関のスケジュールに縛られない

電車やバスを利用すると、時刻表に合わせて出発し、終電や終バスの時間にも制約を受けます。

しかし、自転車を使えば、自分のスケジュールに合わせて出発や帰宅ができ、より柔軟な時間管理が可能になります。

メリット2: 交通費の節約

会社員ならば通勤手当が支給されますが、自営業者などでは自己負担となります。

自転車通勤なら交通費がかからず、長期的には大きな節約になります。

メリット3: 日常的な運動としての効果

自転車は徒歩に比べてカロリー消費は少ないかもしれませんが、毎日の使用は適度な運動となり、健康維持やダイエットに効果があります。

定期的な自転車利用により体重が減少する可能性もあります。

デメリット1: 駐輪場の確保とその料金

自転車を利用する際の問題として駐輪場の確保があります。

公共の場所に無断で駐輪すると撤去されるリスクがあるため、民間または公営の駐輪場を利用する必要があります。これには料金がかかります。

なお、駐輪場探しには「全国の自転車駐輪場一覧-NAVITIME」などのウェブサイトが便利です。

デメリット2: 天候に左右される

自転車通勤は天候に大きく左右されます。

特に大雨や台風の日には自転車の使用が困難になります。

小雨の場合はレインウェアを着用して対応可能ですが、路面が滑りやすくなるため安全面のリスクが増加します。

また、猛暑の日には熱中症のリスクも高まります。

 

まとめ:徒歩1時間の距離を自転車で移動する場合の考察

この記事では、徒歩1時間の距離を自転車で移動する際のさまざまな側面について考察しました。重要なポイントをまとめます。

  • 徒歩1時間の距離は自転車で約20分
  • 不動産広告の「徒歩1時間」は自転車で約19分
  • 自転車の所要時間は徒歩の約3分の1
  • 平均速度:徒歩時速5km、自転車で時速15km
  • 自転車の移動時間は外的要因により大きく変動
  • 自転車通勤・通学に適した距離はママチャリで最大5km
  • 徒歩1時間の方が自転車20分より消費カロリーが多い可能性

私の経験では、家から駅まで徒歩1時間の距離をゆっくり自転車で25分ほどかかりますが、深夜の空いた道路では短縮されることもあります。坂になっているので行きと帰りでも違います。

状況によって所要時間は大きく異なるため、20分~25分というのはあくまで目安ですが、参考にしていただけると嬉しいです。

 

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