六本木は、「東京都港区」です。
このエリアは、どこに位置して、どんな街なんでしょうか?
この記事では、ちょっと得した気分になれる六本木についての豆知識をご紹介します。
六本木の位置と魅力の紹介
六本木は港区の中心部の少し北側に広がる地域です。
ここは六本木1丁目から7丁目までの広範囲にわたり、主に〒106-0032の郵便番号で知られています。
しかし、六本木のユニークな点は、主要なビルごとに独自の郵便番号が設定されていることです。
例えば、
- 泉ガーデンタワーは〒106-60●●
- 六本木ヒルズ森タワーは〒106-61●●
- 住友不動産六本木グランドタワーは〒106-62●●
となっており、「●●」はビル内の階数によって異なります(12階なら「12」となります)。
地下階や階数が特定できない場合は、「90」を使用するのが一般的です。
六本木はこのように独特な郵便番号システムを持つほど規模が大きくて、文化やビジネスの中心地としても知られています。
六本木の地理的位置
東京の中心部にある六本木は、港区北部に位置する地区です。
もともとは麻布区の一部で、現在も港区麻布地区総合支所の管轄下にあります。
六本木は麻布地区の一部として認識されており、周辺地域には北に南青山、東に赤坂、南東に虎ノ門、南に麻布台・麻布永坂町・麻布十番、南西に元麻布、そして西に西麻布が隣接しています。
六本木の鉄道アクセス
六本木エリアへのアクセスには、主に3つの駅が利用されます。
- 東京メトロ日比谷線の「六本木駅(H04)」は港区六本木6丁目に位置し、広尾駅と神谷町駅が隣接しています。
- 都営大江戸線の「六本木駅(E23)」は港区赤坂9丁目にあり、麻布十番駅と青山一丁目駅が近くにあります。
- 東京メトロ南北線の「六本木一丁目駅(N05)」は港区六本木1丁目にあり、麻布十番駅と溜池山王駅が隣接しています。
六本木エリアにはJR線の駅がないため、JR線からのアクセスには「恵比寿駅」(日比谷線で6分)や「新宿駅」(大江戸線で9分)が便利です。
これらの駅を経由することで、六本木へのアクセスが容易になります。
六本木の主要スポット
東京の代表的な繁華街である六本木には、さまざまな魅力的なスポットが点在しています。
以下で、特に人気のある観光地やスポットをいくつかご紹介します。
六本木ヒルズの魅力
六本木ヒルズは、238メートルの高さを誇る森タワーを中心とした大型複合施設です。
52階に位置する「東京シティビュー」展望台からは、ガラス越しに東京の壮大なパノラマを一望できます。
また、六本木ヒルズ内には、「毛利庭園」という美しい日本庭園もあり、四季折々の自然の美しさが楽しめます。
この庭園はテレビ朝日本社の隣に位置しており、映画館やレストランなども豊富に揃っています。
六本木での過ごし方に迷ったら、まず六本木ヒルズを訪れてみるのがおすすめです。
国立新美術館の特色
国立新美術館は、日本最大級の展示スペースを誇る美術館です。
常設コレクションを持たず、さまざまな企画展を通じて新しい芸術作品に出会うことができます。
六本木には、森美術館やサントリー美術館など他にも多くの美術館があります。
一般に夜の歓楽街として知られる六本木ですが、文化的な側面も非常に豊かであることが伺えます。
東京ミッドタウンの魅力
東京ミッドタウンは、約130の店舗、ホテル、公園が一体となった巨大な複合施設です。
住所は赤坂にありますが、六本木駅(8番出口)に直結しており、六本木エリアの一部としても広く親しまれています。
ショッピングや食事の後は、施設内の広大な芝生の広場(ミッドタウン・ガーデン)でリラックスするのがおすすめです。
六本木の名前の起源
東京の有名な地域である六本木の名前には興味深い起源がありますが、その真相ははっきりとしていません。主に次の2つの説が有力とされています。
「6本の松の木」説
最もシンプルで広く知られている説は、かつてこの地に存在した6本の松の木に由来するというものです。
この説では、「木」とは具体的に松の木を指すとされています。
当時、このエリアにあった6本の松が地名の由来となったと考えられています。
このシンプルな説明は、六本木の名前がどのようにして生まれたのかについて、直感的でわかりやすい説です。
大名屋敷に関する説
もう一つの興味深い説は、「木に関連する大名屋敷が6つあった」というものです。
この説によると、次の6つの大名家が六本木の地名に関連しています。
- 青木
- 上杉
- 高木
- 朽木
- 片桐
- 一柳
これらの大名家の名前には「木」が含まれており、この点が六本木の名前の由来となった可能性があります。
六本木が町として形成されたのは江戸時代であるため、この時代の歴史と深く関連していると言えるでしょう。
以上、六本木の名前にまつわる2つの主要な説を探究してきましたが、どちらが正しいのかは今もなお不明です。
もしかしたら、第3の説もあるかもしれません。
歴史のミステリーを考察することは、非常に魅力的です。
皆さんはどの説に興味を持たれますか?六本木の名前の由来について、あなたなりの推測を楽しむのも面白いでしょう。
タイトルや歌詞に「六本木」が出てくる曲
六本木は、個性のある土地なので、六本木をタイトルや歌詞に含んだ音楽というのもたくさんあります。古いものから新しいものまで、リストアップしてみました。
- 六本木心中(アン・ルイス)
- 六本木純情派(荻野目洋子)
- 六本木ららばい(内藤やす子)
- 六本木レイン(研ナオコ)
- 恋の青山・原宿・六本木 ~ ゆらり待夢(タイム) ~ (ロス・インディ♂)
- カッコマン・ブギ(ダウン・タウン・ブギウギ・バンド)
- ガラスの世代(太田裕美)
- Grateful Days featuring Aco, Zeebra(Dragon Ash)
- 盛り場ブルース(森進一)
- 花いちもんめ(長渕剛)
- モノポリー(水曜日のカンパネラ)
※他にもあったら教えてくださいね。